そもそも留学代理店って必要?
オーストラリア留学をするにあたって留学代理店を利用される方が多いと思います。あるデータでは9割以上の方が留学代理店を通じて留学手続きをしていたとのことでした。「そもそも留学代理店は必要なのですか?」というご質問について考えてみたいと思います。
まず、
留学代理店がなぜ存在しているかについて考えましょう。
留学生の視点から考えると下記の点が挙げられます。
1.留学先の学校では提供できない細かいサービスを受けることができる。
2.留学先の選定に迷っている場合に情報を提供してもらい、アドバイスを受けることができる。
3.手続きの代行をしてもらうことができる。(そもそも語学留学の場合は英語を勉強しにいくのだから、英語で手続きするのは難しい)
4.費用の見積もりをしてもらうことができる。
5.学校以外のこと、その国の事情、生活のこと等、わからないことを質問することができる。
6.トラブルの際にアドバイスやサポートをしてもらえる。
では、なぜ直接学校に申し込まずに留学代理店を通じて申し込むシステムが出来ているかということを考えて見ましょう。
それには
学校の立場を理解する必要があります。
海外の留学先となる学校(語学学校・専門学校・大学等の教育機関)は留学生を受け入れる体制を整えています。これらの学校は世界中から留学生を受け入れています。それらの留学生を受け入れるには、それぞれの留学生の国の事情にあわせて留学に必要な書類を確認し、手続きを進めなければなりません。受け入れ学校がビザルール、航空券購入方法、換金方法、送金方法、保険事情、渡航に関する公官庁の仕組み等々の留学に関連する情報を各国毎に整理し、適切なアドバイスを行うことは翻訳・通訳を含め膨大な業務と人材が必要になります。毎日世界中から問い合わされる入学手続き業務がありますので、その上に各国の学生に合わせて、留学生に出身国の言語に書類を翻訳したり、アドバイスすることはほとんど不可能なことです。
このため、受け入れ先の学校は世界各国に留学代理店を指定し、その代理店に留学手続きのすべてを代行させることで、各国事情に合わせた適切なサービスを提供することが可能になります。
このように、留学生の立場からも受け入れ先の学校の立場からも留学代理店は大変大切な存在と位置づけられるでしょう。
≫ 詳しくは「
留学代理店選び」をご覧ください。