銀行口座の開設方法 |
銀行口座開設に必要なもの |
18歳以上の場合 | ポイント |
パスポート | 70点 |
運転免許証 | 40点 |
クレジットカード | 25点 |
光熱・電話会社の請求書 | 25点 |
アパートなどの賃貸契約書 | 25点 |
18歳以下の場合 | |
パスポート | 70点 |
学生証(学校印と本人の署名のあるもの) | 100点 |
銀行口座申込み時の注意点とキャッシュカード・暗証番号 |
銀行口座の開設の際は上記の身分証明書(ID)の提示と、銀行備え付けの申込書に記入します。 新しい口座番号は口座を開設した窓口ですぐに受け取ることができます。 口座開設の際に気をつけたいのは下記ポイントです。 1.キャッシュカード (Key Card, PIN Cardなどと呼ばれるもの)を希望するかどうかを伝える。 2.預金用のスリップ(Deposit Book)および個人用小切手(Cheque Book)希望の有無。 3.インターネットバンキングとテレフォンバンキングの申込みの有無。 4.バンクステイトメント(Bank Statementと呼ばれる出し入れの明細書)の発行の頻度をどうするか。 オーストラリアの銀行では基本的に通帳がありません。出入金の明細はバンクステイトメントという郵送書類(あるいはインターネット)で確認することができます。バンクステイトメントは通常3ヶ月毎の場合が多いのですが、毎月にすることができます。できれば毎月発行してもらうようにお願いしましょう。 ATMで使うキャッシュカードの発行はその場で発行される場合と後日郵送される場合があります。カードを受領した時はすぐにカードの裏にサインをしてください。このサインは口座開設時の申し込み用紙に記入したサインと同じサインです。また、キャッシュカード使用時に必要な暗証番号(Pin Number)は、セキュリティ上の理由からカードとは別途に送られてきます。暗証番号は最初銀行から指定された番号ですが、銀行によっては自分が覚えやすい番号に変更できるます。 カードや暗証番号の郵送期間は各銀行によって異なりますが、銀行口座開設から1週間くらいかかります。その間のお金の出し入れは、銀行の窓口で行います。 |
銀行を選ぶ |
銀行の営業時間 |
口座を選ぶ = 利用方法と利息を考える |
オーストラリアの銀行の口座はいろいろな名前が付いていますが、主に下記の2種類が留学やワーキングホリデーの方に合っています。しかし、普通預金といっても様々なタイプがありますので、少々調査が必要だと思います。わからない方はお得で便利なSavings Accountとお願いすればいいかもしれません。 また、下記サイトを参考にしてみてください。 シドニーモーニングヘラルドの口座比較サイト |
普通預金口座 Savings Account |
普通預金口座は、銀行の維持手数料がかかるものとかからないものがあります。また利息も種類によってまちまちです。窓口使用の手数料、ATM使用の無料利用回数、小切手が付くものと付かないものなど条件が違いますので、注意して選んでください。 また、利率のよい口座の中にはインターネットのみの対応とするアカウントもあります。すぐに使わないお金はインターネット専用口座に、そして必要に応じてインターネットバンキングでお金を移動して普通預金口座に移すという2つの口座を作って併用するとよいでしょう。 また、通常のSavings Accountとは別に最低預金金額が少々高めに設定されている利率が定期預金に近いCash Management Accountと呼ばれるものもあります。 |
定期預金口座 Term Deposit |
定期預金はTerm Depositと呼ばれ、基本的に一定期間引き出さないことを前提にした預金です。期間は1ヶ月から数年まで様々で、利率も期間によって違います。長期間が必ずしも高い利率というわけではありません。経済の動向、中央銀行の公定歩合等の関係で、常に利率は変動しています。3ヵ月や6ヵ月の定期が手ごろですが、銀行の方針によって期間毎に利率が大きく違いますので、よく比較して申し込まれるとよいでしょう。また銀行の入り口にキャンペーンとして「今なら○ヶ月でX.XX%」といった掲示がされています。 |
ATMでお金を引き出す方法 (機械や銀行によって違います) |
注) 通常、1日に引き出せる限度額はA$1,000です。 注) ほとんどの銀行のカードがどの銀行のATMでも利用できます。 ① キャッシュカードをATMに入れます。 ② 暗証番号を入力し、[Enter]キーを押します。 ③ 取引の選択 引き落としは [Withdraw} 口座残高は [Balance] 振込みは [Transfer] 入金は [Deposit] を選択します。 ④ 口座種類の選択 普通預金 [Savings Account] 当座預金 [Cheque Accout] クレジットカードは [Credit Card] その他は [Other] から選択します。 ⑤ 引き落とし金額を聞かれるので、表示される金額を選ぶか、その他[Other Amount]を選び金額を入力して[Enter]を押します。 ⑥ 出入金記録 (レシート)が必要かどうかきかれますので、必要な場合[YES]、必要なければ[NO]を押してください。 ⑦ 出てきたカード、現金、そしてレシートを受け取っておしまいです。 ※注意事項※ ○ 操作を間違えた場合は訂正 [correction] か、キャンセル [cancel] を押してください。 ○ 暗証番号(PIN)を数回(通常は3回以上)と間違えると、安全機能が働いて機械がカードを取り込んでしまいます。 暗礁番号を忘れてしまった場合はカードとパスポート等の身分証明を持って、開設した支店または最寄りの支店で再設定をしてもらってください。 |
インターネットバンキング・テレフォンバンキング・Bpay |
インターネットパンキング・テレフォンバンキング 銀行口座開設時にインターネットバンキングやテレフォンバンキングを申し込んでおくと、いろいろと便利な使い方ができます。例えば支払いや送金、口座間の移動などです。また窓口を利用するよりも手数料が安いのでお得です。 Bpay 電気・ガス・水道代や電話代、税金、学費の支払いなどで便利な方法がこのBpayです。請求書の支払い方法の中にBpayという選択肢があれば、この方法で支払うことができます。Bpayはインターネットバンキングなどで使うと便利でしょう。まずインターネットバンキングの支払い画面のなかにBpayがあるはずですので、探してください。BpayはBillerコードと呼ばれる請求者の番号と、さらに支払い者となるあなたの支払いが特定できるように請求書にReference番号が記入されています。この2つを指定することで一度に支払うことができるシステムです。 詳しくはhttp://bpay.com.au/をご覧ください。 |
EFTPOSとは |
EFTPOSとは、ショッピングの際に現金を持っていなくても銀行のキャッシュカードで自分の銀行口座から直悦引き落としが出来きる、所謂デビットカードの方式で、必要であれば支払いと同時に現金の引出しもできるシステムです。スーパーマーケットやデパート、ガソリンスタンド、主なお店で使用でき、EFTPOSのロゴステッカーが目印です。 利用方法はATMと同様に、口座の種類を選び、暗証番号を打ち込むだけです。現金を引き出し たいときは、店員に金額を告げると購入した金額に引き出し金額が加算してくれ、レジから現金を渡してくれます。 |
帰国前に銀行口座を閉じる場合 |
自分の銀行口座と残高を確認するために最新のバンクステイトメント(銀行明細)を用意し、パスポートとキャッシュカードを持参して、銀行の窓口で口座を閉じる手続きをします。 預金残高を日本へ送金したい場合には日本の銀行の詳細が必要になります。送金先の日本の銀行の情報で必要なものは、下記の通りです。 1.日本の銀行名と口座のある支店名 2.支店の所在地(住所) 3.もしわかれば日本の銀行口座のある支店の銀行番号と支店番号 4.口座番号 5.口座名義 |