流されないワーキングホリデー生活
オーストラリアでワーキングホリデーをしよう!と思い立った時点で、自分の心の中で何らかの目的を持っているものと思います。
海外へ行ってみたい、外国で生活してみたい、のんびり過ごしたいという目的の方もいると思います。漠然としている方も多いと思いますが、充実したワーキングホリデー生活を目指すには、具体的に何をしたいか、何を求めているかを考えてみるとよいでしょう。
出発前の計画と現地で決めること
目的を持っていたとしても、ワーキングホリデーの計画は思うとおりにはいかないものですが、例えば英語をマスターしたいという希望を持っていれば、その目的だけは達成しようと考えるものです。『何をしたいかを決めておくこと』、それはとても大事だと思います。
そして、目的が英語でないとしても、オーストラリアでは英語が必要になりますので、英語力を身につけるために、あるいは英語をブラシュアップするために、最初の数ヶ月は語学学校へいくことをおすすめします。語学学校はオーストラリアの生活や英語に慣れることもありますが、滞在中の助けとなる仲間と出会うチャンスでもあります。
日本出発前に語学学校と到着直後の滞在先を決めておくだけで、ワーキングホリデー生活がスムーズに開始できます。それ以外のことは現地で決めればよいでしょう。学校に行っている間にたくさんの情報が手に入り、現地事情がわかってきますので、その後の1年をどう過ごしていくか、最初の目的を考えながら在学中に計画をたてましょう。
目的を見失わないために
ワーキングホリデーの目的は、それぞれ違うと思いますが、最初に考えた目的を見失わないために、常に振り返ってみるとよいでしょう。ワーキングホリデーでありがちなことは、同じ日本人同士で集まり、一緒に住み、一緒に遊び、一緒に旅行して、気づいたら帰国の時期になっていることです。それも青春の一ページを輝かせる一つの過ごし方ですが、もし、あなたがオーストラリアで何かの目的を達成したいのでしたら、そのための環境を自分が作らなければなりません。英語環境を維持し続けることや、現地に溶け込むことは、あなたの勇気と努力と積極性が必要になります。
日本人の友達は大切です
オーストラリア滞在中に日本人の友達を作る事は大切だと思います。精神的なバランスを保つ上で役に立つでしょう。海外生活は自分が感じている以上にストレスがあります。日本人同士で活動するのではなく、ときどき日本人の友達と会って、ストレスを発散させることがホームシックの防止になります。
せっかく海外にいるのだから、日本人には会いたくないという方も多いのですが、自分に厳しいあまりに精神的なバランスが崩れ、ふさぎこんでしまったり、淋しい思いや辛い思いが積み重なることで、気づかないうちにホームシックになってしまうことがあります。実際に、そのために帰国しなければならないケースもありました。
あまり自分を追い込んだり、無理をさせないように注意しましょう。