ワーホリのオーストラリア居残り
オーストラリアのワーキングホリデーで1年あるいはセカンドのワーキングホリデーを含め2年滞在すると、オーストラリアの生活に慣れ、もっと滞在していたいと思う方が多くいるようです。
ワーキングホリデーの2回目(延長)という方法は、セカンドワーホリの項目でもご紹介しましたが、ここでは別の方法をご紹介いたします。
学生になる
オーストラリアの滞在を長くする確実な方法のひとつは、学生ビザを取得することです。学生ビザはコース期間に応じて発行されるビザですので、1年間の英語コースなら1年間、2年間の専門学校のコースなら2年間、3年間の大学のコースなら3年間のビザが発行され滞在することができます。
ワーキングホリデーから学生ビザに切り替える人の数は年々増えていると思われます。滞在しているうちに英語だけではなく専門分野でもっと勉強したくなったり、日本に帰ったときに役に立つ知識や技術を身につけたいと真剣に相談される方がたくさんいらっしゃいます。
ビジネスビザ(労働ビザ)をとる
オーストラリアのビジネスビザ(労働ビザ)は自分で取れるわけではありません。雇用してくれる企業のサポートによって取得することができます。これについては「
現地居残りへの道」の項目でもご説明しました。ワーキングホリデーは同一雇用主のところで6ヵ月間働くことができますので、一生懸命働いて、勤勉さと能力をアピールし、雇用主に気に入ってもらうことでビジネスビザのサポートをしてもらえる場合があります。オーストラリアのワーキングホリデーではこのようなチャンスがたくさんあり、事実、多くの人々がワーキングホリデーからビジネスビザに切り替えて滞在しています。
永住を目指す
ステップはいろいろありますが、最終的にオーストラリア永住を目指すことも可能です。ワーキングホリデーの方は年齢が18歳から30歳前後までですので、年齢的にも永住ビザのポイント上で十分チャンスがあります。
多く取られている方法は、ワーキングホリデービザから学生ビザに切り替えて専門学校や大学へ入学し、卒業後に就労できる滞在ビザに変え、職業経験を積んで永住権を申請する方法やビジネスビザで数年働いてから永住ビザを申請する方法があります。しかし、これらの方法には移民局のルール変更や職業リストの変更などその時々で変化していくリスクがあります。詳しくはオーストラリア移民局のサイトをご覧ください。 尚、ビザに関するアドバイス等はオーストラリア国内では資格のあるビザコンサルタントにご相談ください。 下記のリンクはそれぞれ下記トピックの内容を説明する移民省のウェブページです。
⇒ 2回目のワーキングホリデービザ
⇒ 学生ビザ
⇒ オーストラリアで2年間以上の規定のコースを卒業後に取得できる一時滞在ビザ(就労可能)
⇒ ビジネスビザ(457)
⇒ 独立移住(永住権)