芸術・創造
Creative Arts, Performing Arts
専攻内容
芸術・創造産業分野は文化的専門性が含まれています。成績評価は舞台、展覧会、プレゼンテーションや筆記試験などの様々な方法で行われます。専攻には下記のようなものがあります。
● 演劇
● アニメーション
● アート
● 放送
● セラミックス
● 劇場
● 現代クラフト
● 服飾
● ダンス
● デザイン
● デスクトップパブリッシング
● デジタルメディアデザイン
● エンターテインメント
● イベント
● ファッションデザイン
● 映像制作
● 美術
● グラフィックデザイン
● フラワーアート
● 宝飾
● 照明と音響
● マルチメディア
● 舞台芸術
● 印刷
● 脚本
● 演出
● 視覚芸術
● 写真
● 音楽
取得できる資格
上記の各プログラムでは下記のような資格レベルが設定されています。
○ Certificate (サーティフィケート)
○ Diploma (ディプロマ)
○ Advanced Diploma (アドバンス・ディプロマ)
○ Bachelor Degree (学士)
○ Graduate Certificate (グラデュエイト・サーティフィケート)
○ Postgraduate Diploma (ポストグラデュエイト・ディプロマ)
○ Masters by research/coursework (修士 −研究課程/履修課程)
○ PhD (博士)
TAFEと専門カレッジでは一般に、サーティフィケート、ディプロマ、アドバンス・ディプロマといった職業教育プログラムを行って、専門技術を上達させています。
大学ではさらに専門的な大学学士、グラデュエイト・サーティフィケート、ポストグラデュエイト・ディプロマ、修士、博士といったコースがあります。
また、TAFEや専門カレッジでは学士課程を、大学でディプロマやアドバンス・ディプロマを行っている場合があります。
パスウェイは合計修学期間を短縮し、上位の資格を目指す学生に行われています。
職業教育
芸術・創造産業分野の職業教育は、TAFEや専門カレッジで行われる授業やインターンシップ、見習いなどでの専門職人を養成するコースがあります。
例えば下記のようなコースがあります。
○ サーティフィケート
Certificate IV in Entertainment (Lighting and Sound)
○ ディプロマ
Diploma of Arts (Ceramics)
Diploma of Dance (Teaching and Management)
Diploma of Music Performance (Jazz and Popular)
○ アドバンス・ディプロマ
Advanced Diploma of Digital Television Production and Management
職業教育機関の入学基準
入学基準は様々ですが、一般に技術的なコースは才能を基本としたコースよりも高い入学レベルが設けられています。才能を基本としたコースではコースによってオーディションやポートフォリオの提出が求められます。
例えば下記のようなものがあります。
Certificate II in Creative Industries Pathways
15歳以上が入学基準。
Certificate IV in Costume for Performance
オーストラリアの12年生または同等レベル(日本の高校卒業)の学歴。
Diploma of Music Industry (Technical Production)
入学基準は全くない場合から高校卒業レベルまで様々です。
Advanced Diploma of Music
オーストラリアの12年生または同等レベル(日本の高校卒業)の学歴が推奨されます。Diploma of Musicや同等のコース修了や実演やオーディションが行われることもしばしばあります。
大学プログラム
多くの大学やアート・デザイン系専門コースでは非常に幅広い専攻が用意されています。例えば、下記のようなコースがあります。
○ アンダーグラデュエイト
Bachelor of Arts
Bachelor of Design
Bachelor of Performing Arts
Bachelor of Visual Arts
Bachelor of Music
○ ポストグラデュエイト
Graduate Certificate of Music Studies
Postgraduate Diploma of Music Technology
Masters of Design
Doctorate of Visual Arts
PhD
高度教育機関の入学基準
大学学士課程
芸術・創造系の学科の入学基準は様々です。多くのプログラムでは最低基準の学歴とポートフォリオ、オーディション、音楽試験や入学テストによって選考されます。
たとえば下記のような入学基準があります。
Bachelor of Fine Arts
一般にオーストラリアの12年生または同等レベル(日本の高校卒業)を修了し、加えてポートフォリオ(作品)提出が求められます。
Bachelor of Music
一般にオーストラリアの12年生または同等レベル(日本の高校卒業)を修了し、加えて英語と音楽の単位取得、またはAustralian Music Examination Board (AMEB)のグレード7以上の実技結果とAMEBの理論または楽才においてグレード5以上、または上記と同等の他の試験による結果。ときには受験者はオーディションやインタビュー、楽才テストを受けなければなりません。
大学院
この分野の大学院の履修課程や研究課程ではオーストラリアの大学学士課程を修了しているか同等の資格を持ち、作品の提出、オーディションや面接、その分野での適当と思われる職業経験等を示すことが求められます。
この分野のコース修了者の職業機会
デザイナー
イラストレーター
宝石商
音楽家
歌手
俳優
映画製作者
映画監督
映画脚本家
ダンサー
芸術家
映画/ラジオ/テレビ/舞台制作者
写真家
作曲家
映画/ラジオ/舞台監督
陶芸家
彫刻家
グラフィッックデザイナー
アニメーター
映画撮影技師
編集者
展示デザイナー
ファッションデザイナー
博物館・美術館学芸員
サウンドエディター
プロデューサー
エンジニア
注)上記職業はオーストラリアにおける職業機会であり、日本では資格制度の違いで、履修すべきコースや試験等が違う場合があります。