保健・医療・看護学・医学
Health Science
専攻内容
この学科では下記のような専攻分野があります。
● 代替療法
● 歯科学
● 医学
● 看護学
● 栄養と地域医療
● 視覚科学
● 薬学
● 公衆衛生
● 放射線技術
● リハビリテーション療法
取得できる資格
保健・医療の学科で取得できる資格レベルは下記の通りです。
○ Certificate (サーティフィケート)
○ Diploma (ディプロマ)
○ Advanced Diploma (アドバンス・ディプロマ)
○ Bachelor Degree (学士)
○ Graduate Certificate (グラデュエイト・サーティフィケート)
○ Postgraduate Diploma (ポストグラデュエイト・ディプロマ)
○ Masters by research/coursework (修士 −研究課程/履修課程)
○ PhD (博士)
職業教育プログラム
TAFEおよび専門カレッジでは下記のような保健・医療プログラムが行われています。
● 地域医療
● 歯科衛生
● 代替療法 −薬草、指圧、治療医学、自然療法、マッサージ
● 医療画像科学
● 熱帯医学
● 看護
例として、下記のようなプログラムが行われています。
○ サーティフィケート
Certificate IV in Community Services
○ ディプロマ
Diploma of Remedial Massage
Diploma of Dental Technology
Diploma of Applied Science (Acupuncture)
○ アドバンス・ディプロマ
Advanced Diploma of Operating Theatre Practices
Advanced Diploma of Nursing
一般に、看護、歯科衛生、医学関連の医療分野プログラムは、治療マッサージや地域サービスよりも高い入学条件が設定されています。
例として、
● Advanced Diploma of Dental Prosthetics (歯科補綴学)
このプログラムは学歴に加え仕事経験が必要になります。
● Diploma of Nursing Care(看護)
下記のような入学条件を設定されている場合があります。
− VETASSESSでの事前テスト
− ファーストエイド・サーティフィケート
− オーストラリアの12年生または同等以上の修了資格(国際バカロレア、日本の高校卒業等)
● Diploma of Applied Science
オーストラリアの12年生または同等以上の修了資格(国際バカロレア、日本の高校卒業等)
大学プログラム
大学の医学プログラムは限られた定員と高い入学基準があります。いくつかのコースは大学学士課程修了を入学条件とする場合があります。
また、通常はこれらの保健・医療関係のプログラムでは高い英語力を要求されます。例えば、医学関係学科ではIELTS 7.0以上(通常のコースはIELTS 6.5以上)が条件になっています。
例として大学では下記のようなコースが提供されています。
○ アンダーグラデュエイト
Bachelor of Nursing
Bachelor of Dentistry
Bachelor of Occupational Therapy
Bachelor of Pharmacy
Bachelor of Medicine and Bachelor of Surgery (MBBS)
Bachelor of Health Science
○ ポストグラデュエイト
Graduate Certificate of Health Services Management
Masters of Mental Health Nursing
Masters of Nutrition and Dietetics
Masters by research of Public Health
PhD
大学学士課程の入学条件
● Bachelor of Medicine / Bachelor of Surgery (MBBS)
医学士のコースは医療関係の中でも最も高い入学基準があります。入学に基準の中には、学士、面接とGAMSATやMCATなどの医療事前入学テスト、高校卒業者の上位1%といったものがあります。また、MBBSに入学の学生は、医師になる前に臨床実務研修を修了しなければなりません。
● Bachelor of Dentistry
歯科医学士のコースもまた制限された定員と非常に高い入学基準が設定されています。
● Bachelor of Pharmacy, Physiotherapy and Occupational Therapy
薬学、物理療法、作業療法のコースも定員制限と高い入学基準が設けられていますが、高校の成績によって審査されます。
● Bachelor of Nursing等
看護学や保健分野は他の医療コースよりも比較的低い入学基準になっています。例えば看護学ではオーストラリアの12年生または同等の修了資格で、生物学、化学、物理学などの必須科目を修了し、良い成績を修めていることが条件となります。
大学院レベルの保健・医療コースでは理系の大学学士課程修了者が対象となる傾向があります。
パスウェイ
治療医学、保健管理、看護、保健科学などの分野では限られたパスウェイがあります。他には理系の大学学士課程修了者に対して医学士のコースの可能性があります。
専門家機関との連携
一般に、医療プログラムには指示に従った治療を患者に行うといった研修制度が含まれています。このような研修は医学士、歯科医、薬剤、理学療法、作業療法、看護などで行われています。
この分野のコース修了者の職業機会
鍼療師
聴覚科学者
歯科技工士
歯科医
看護師
マッサージ・セラピスト
健康管理者
作業療法士
栄養士
医師
外科医
専門医
薬剤師
理学療法士
精神病医師
福祉・地域福祉
足病医
救急隊員
カイロプラクター(脊椎治療師)
自然治療医
注)上記職業はオーストラリアにおける職業機会であり、日本では資格制度の違いで、履修すべきコースや試験等が違う場合があります。