オーストラリアの教育システム
オーストラリアの教育制度は下記の図のように日本の制度と若干異なります。
オーストラリアの義務教育は日本の高校1年生にあたる10年生修了までとされ、後期中等教育のシニア・セカンダリースクールでは大学に進学するための準備課程の役割(日本の大学1年次における教養課程のようなもの)を持っています。また大学では1年次から専門科目を学び、ほとんどのコースが3年間で修了します。
このようなオーストラリアと日本の教育制度の違いにより、下記の表のように日本の最終学歴によってオーストラリアでの入学可能な学校が決まってきます。
大学レベルのオーストラリア留学では、一部の大学を除き、日本の高校卒業資格で直接入学することができず、大学付属のファンデーション(基礎準備課程)を履修することになっています。一方、TAFE(テイフ=州立専門カレッジ)や専門カレッジなどの準学士コースでは日本の高校卒業資格で入学でき、修了後に提携大学の2年次編入を認めているコースもあります。