オーストラリア留学とワーキングホリデーの準備マニュアル。
オーストラリア留学の準備マニュアルマニュアル2022年版

オーストラリア留学で保険は必要か

オーストラリアへの留学やワーキングホリデーで加入する留学カウンセラー海外旅行保険は任意ではありますが、保険加入は必要です。オーストラリアへ旅行するにあたって保険はかなり重要な意味を持っています。
なぜならば、オーストラリアでの滞在は通常の日本の生活とは全く違う活動をしますので、予想外の出来事が起こる可能性が高まるからです。特に健康面で風邪などの病気や怪我をする危険度が増すと考えるのが自然でしょう。
また、普段持たない重要なものを持ち歩くケースも増え、見知らぬ場所を移動する量も増えます。それに伴い盗難や紛失などの普段は余り気にしていない出来事に遭遇する可能性も増えてきます。
そのため、海外旅行保険に加入しておくことは、万が一の安心にもなりますし、最終的には医療費等の節約になると考えられます。

海外旅行保険の保険料率はどの保険会社もほぼ一定ですが、保険金額の組み立て方によって保険料は変わってきます。保障される保険金額が高ければ高いほど保険料が高くなるわけです。
販売されているものはパッケージ化された海外旅行保険がほとんどですが、そのパターンは数多くありますので、どの部分の保険金額を多くしたいか、また特約などの付加すべき内容を検討して保険を決めるとよいでしょう。
基本的に留学やワーキングホリデーの場合は海外駐在員のための保険と同じように、保険期間が長期間にわたります。これは短期間の海外旅行とは違います。また滞在中はホームステイやアパートなどに滞在する可能性があります。サーフィンやスクーバダイビングなどのスポーツをする可能性もあります。家財道具をもつこともあるかもしれません。このような内容に対応した海外旅行保険を選び、保険がカバーされる内容を確認して申し込んでください。
また、多くの留学生やワーキングホリデーの方が言われることですが、「クレジットカードでカバーされている海外旅行保険で十分だと思います」といって加入されない方がいらっしゃいます。しかし、クレジットカードでカバーされている海外旅行保険がどのような内容のものか、どこまでカバーされるのか、どの保険会社のものか、どのような条件のもとで有効となるのかを知らないケースが多く見られます。
クレジットカードで航空券を購入しないと有効にならない、長期滞在はカバーされるのか等の条件、等々を十分に確認されることをおすすめします。

学生ビザの場合はオーストラリア政府が指定しているOSHCと呼ばれる留学生保険(OSHC=Overseas Student Health Cover)に加入しなければなりません。 これは学生ビザ取得の際に必要な強制保険ですので必ず加入します。OSHCは健康保険です。カバーされる内容は病気や怪我などの治療費用、入院費用などです。そして、費用の内容によって負担率の違う一部自己負担があります。死亡や後遺障害、救援者呼び寄せなどは含まれていません。また紛失・盗難などもカバーされませんので、OSHCとは別に海外旅行保険の加入が必要になります。
OSHCの加入方法は、留学先の学校に入学を申し込むと留学期間に応じて学校が保険料の請求をします。授業料と一緒に請求されますので、そのまま支払えばOSHCを支払ったことになり、オーストラリア到着後に学校でOSHCの保険カードがもらえます。保険カード発行までに時間がかかる場合がありますが、実際には留学中のオーストラリア到着日から出発日までの期間がカバーされていますのでご安心ください。
尚、OSHCは民間の保険会社が提供しており、保険会社の選択は自由です。しかし、学校がOSHCを手配をした場合には学校が取引している保険会社が自動的に指定されます。また、現地で学生ビザを延長した場合にはOSHCの延長手続きをして、次の留学期間の保険料を支払わなければなりません。
下記にOSHCを提供している主な保険会社をご案内します。

<OSHCを提供する保険会社>
≫ Medibank Private
≫ World Care
≫ ahm (Australian Health Management Group)

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