オーストラリア留学とワーキングホリデーの準備マニュアル。
オーストラリア留学の準備マニュアルマニュアル2022年版

荷物の送り方

日本からオーストラリアへ自分の手で持っていける荷物には重さも大きさも限界があります。オーストラリアで長期滞在する場合、留学カウンセラー日本から荷物を送ることが度々あると思います。オーストラリアへ送る荷物は郵便局から送る方法と国際宅配会社から送る方法がありますが、一般に郵便局を利用する方法が多いと思います。

送り方と荷物の紛失

何度か経験したことですが、オーストラリアへ荷物を送る途中で荷物がなくなることがあります。そう頻繁ではありませんが、残念ながら郵送中の荷物の紛失を考慮しなければなりません。経験上、紛失する可能性があると思われるのは船便や航空便(エアメール)です。これらは紛失した際に荷物を追跡できない点が問題です。
そのため、荷物の追跡ができる郵便局のEMSと呼ばれる国際スピード郵便を使うことをおすすめします。
EMSは日本からオーストラリアまで3日から1週間で届き、紛失することもありませんでした。届かない場合には伝票控えにある番号で追跡調査してくれます。
エアメールや船便で荷物が届かなくても、オーストラリアの郵便局は「わからない」と一言、探してもくれませんでしたが、そんな郵便局でもEMSでは話が別でした。郵便局の人も「EMSで送った方がいいよ」とおすすめしていました。
もう一つ注意したいのが、日本からオーストラリアへ送る場合、荷物の中に薬や食べ物が入っている場合です。薬、タバコ、食料などが入っていれば、100%の確率で検疫で箱を空けられ、中身をチェックされます。そして問題があれば検疫から連絡があり、検疫の判断によって薬は没収される確率が高いでしょう。市販されている密封包装された食べ物はほぼ大丈夫でしたが、すべて通るわけではありません。
このような荷物の場合、届くまでの期間は予想よりもかかる場合があります。

荷物の価額

さらに気をつけておきたいこと、それは送る荷物の評価額です。あまり高い金額を書くとオーストラリアで税金を取られる場合があります。これも経験がありました。プレゼントとして送ってもらったものでしたが、デパートの人が送付票に購入金額をそのまま書いたらしく、悲しいほど高い税金を払いました。注意してください。
要するに、日本で新品を購入してオーストラリアへ送る場合、新品でも購入した時点で中古品になります。封が切られていない商品でも中古品と言えるのです。
荷物の評価額を低く申告することで、送り主は紛失した際の送付のさいにかける保険のことを気にすると思いますが、税金のことも考えてよく検討されるとよいでしょう。
個人的には高いものでも全部で千円〜3千円くらいにしています。
また、日本からどうしても送らなければならないものか、オーストラリアで買えないものかを判断し、現地調達の費用と国際便の送料を比較検討することも必要です。

送り先

送り先の記載の仕方ですが、送りたい本人の名前と住所を記入します。日本のように住所とそこに住む人の名前が一致しなければならないということはありません。住所さえ正しければ、そこに誰が住んでいるかを郵便局はチェックしません。つまり誰々様方のような書き方は必要ありません。
しかし、もし会社の住所に送る場合、例えば学校(了解を取っている場合)等へ送る場合は、その会社名と一緒にATTN: Mr or Ms xxxxxと、送りたい人の名前、その下に会社の住所を書きます。
留学やワーキングホリデー中に荷物を送る場合、前述のEMSであれば3日〜1週間で届くので、引っ越しで指定した住所に居なくなる場合は気をつけてください。
船便の場合は1ヵ月余りかかりますから、確実に受け取れる住所にしておくことが大事です。
郵便局は比較的安い費用で送れますが、紛失が心配の場合は、郵便局のEMSまたは国際宅配会社が確実に、そして迅速に届けてくれると言ってもよいでしょう。重要な書類や急ぎの貴重品は国際宅配会社に依頼するとよいでしょう。
参考サイト
⇒ 郵便局 (日本郵便-国際郵便)
⇒ EMS (日本郵便)
⇒ オーストラリア検疫検査局
⇒ ヤマト運輸 (国際宅急便)
⇒ 佐川急便 (国際宅配便)
⇒ 日本通運 (海外引越しサービス)
⇒ FedEx
⇒ DHL
⇒ OCS
⇒ UPS
⇒ 郵船航空サービス
⇒ 西濃運輸 (カンガルー国際宅配便)

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