オーストラリアの時間と時差

オーストラリアでは大陸を3つに分けて時間帯を設定しています。下記のように東部時間帯、中央部時間帯、西部時間帯の3つの時間帯があります。さらに夏の間は州単位でサマータイムが行われるため、10月から4月の半年間は要注意です。

東部時間帯 - クイーンズランド州、ニューサウスウエールズ州、ビクトリア州、タスマニア州、首都特別地域
中央部時間帯 - ノーザン・テリトリー（北部準州）、南オーストラリア州
西部時間帯 - 西オーストラリア州

【 日本との時差 】
日本との時差は、デイライトセービング（サマータイム）が行われていない場合はオーストラリア各州の標準時間帯になります。
日本とオーストラリアの時差範囲はマイナス1時間からプラス1時間になります。
▶︎ シドニー、メルボルン、ブリスベン、ケアンズなどの都市があるオーストラリア東海岸の各州と日本との時差はプラス1時間
▶︎ アデレード、ダーウィン、エアーズロックなどがあるオーストラリア中央部では日本との時差がプラス30分
▶︎ パースがあるオーストラリア西部(西オーストラリア州)では日本との時差がマイナス1時間

また、デイライトセービング（夏時間）を行うニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、タスマニア州、南オーストラリア州は毎年10月から翌年4月までの間は夏時間が実施されます。
尚、オーストラリア国内で移動する場合も時差がありますのでご注意ください。

【 標準時間（4月～9月）】

下図は日本との時差になります。

【 サマータイム＝デイライト・セービング（10月～4月）】

下図は日本との時差になります。

【 デイライト・セービング(Daylight Saving)＝サマータイム】

オーストラリアではデイライト・セービング（Daylight Saving）と呼ばれていますが、日本で言うサマータイムです。
デイライト・セービング（夏時間)は10月の最終日曜（現在は調整されています）から翌年4月の最初の日曜まで行われます。
※　2008年からは電力消費量節減を目的に10月の第１日曜日から実施されています。

デイライトセービングを行う州
● ニューサウスウエールズ州
● ビクトリア州
● 首都直轄地域
● タスマニア州
● 南オーストラリア州

【2025年以降のデイライトセービング日程】

2025年デイライトセービング終了日： 2025年4月6日（日）
2025年デイライトセービング開始日： 2025年10月5日（日）
2026年デイライトセービング終了日： 2026年4月5日（日）
2026年デイライトセービング開始日： 2026年10月4日（日）

【デイライトセービング時間の調整方法】

デイライトセービングを実施する各州では10月から4月のデイライトセービング時期は通常の時間にさらにプラス1時間となります。 デイライトセービングがスタートする10月は日曜日の午前2時を午前3時朝に１時間時計の針を進め、終了する4月には同じように午前3時を午前2時に１時間時計の針を戻します。 デイライトセービングは真夜中（曜日が変わった直後＝日曜日の朝）に行なわれますので時計の調整を前日の就眠前に変更しておくとよいでしょう。

尚、現在のところノーザン・テリトリー（北部準州）、クイーンズランド州、西オーストラリア州ではデイライトセービングが実施されていません。